NSScrollViewRubberbandStiffness
OSX ではdefaults write
でしか変更出来ないいわゆる隠し設定のような物が様々あります。私もよくこれを使って好みの設定にカスタマイズするのですが、あまり知られていない物を発見しました。
NSScrollViewRubberbandStiffness
という物なのですが、これはその名の通り慣性スクロールの跳ね返り具合(硬さ)を調節できるものです。
NSScrollViewRubberbanding
はOnyXなんかでも変更できると思うのですが、NSScrollViewRubberbandStiffness
は驚くべきことにほぼ全く知られていないようで、検索をかけてもまともなページは数件程度しか出てきません。
NSScrollViewRubberbandStiffness
は慣性スクロール出来る全ての部分に適用されるようなので、NSScrollViewRubberbanding
では対応しきれないアプリでも使えます。なんとSafariでも適用されます。
個人的にはSafariが使いにくい理由の一つがスクロールした時の跳ね返りがオフにできない事だったので、非常に便利です。
defaults write -g NSScrollViewRubberbandStiffness -int 10000 defaults write -g NSScrollViewRubberbanding -bool false defaults write com.apple.iTunes disable-elastic-scroll -bool true
これで全ての跳ね返りを切ることができますね。